【野球観戦記】Feel It!

ファイターズを中心に、野球ファンとして感じた事を綴っていきます。観戦は関東の試合が中心。

STAY HOME中で退屈な野球ファンは台湾プロ野球を見よう!

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さて、、、プロ野球ファンの皆さんはシーズン開幕の見通しが立たない現状にストレスを感じているのでは無いでしょうか。。

思い返せば、我々野球ファンは昨年11月17日のプレミア12決勝以来、実に半年程度もの間、真剣勝負のプロ野球を見れていません。

アジアウインターリーグやキャンプ・オープン戦こそありましたが、やっぱり対戦球団同士が優勝を目指しぶつかり合う、勝ちに拘った真剣勝負の独特の緊張感と興奮が恋しいものです。

 

しかし、日本のお隣、台湾のプロ野球(以下、CPBLと表記)は、4月12日に今年の野球界の中で世界最速の開幕を迎えました。

私も2013年のWBC以来台湾野球に対して興味を持っていたこともあり、この世界最速開幕を機にCPBLの観戦を始めてみることにしました。

そして開幕から今日まで半月間程度テレビ視聴を続け、CPBLの魅力に惹かれつつあります!

少なくとも、NPB開幕の見通しが立たない中での”野球ロス”の解消としてはもってこいです。

そこで以下では、私はどのようにしてCPBLを視聴しているか、どのチームを応援しているかをご紹介していきます。

※既述の通り、私はCPBLを見始めて半月程度のいわゆる"にわかファン"です。コロナ自粛で野球に飢えたファンに野球を見る事ができる場を紹介する目的でこの記事を執筆しましたが、誤った情報等がある場合も考えられます。また、ブログを始めて初めての本格的な記事です。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

 

CPBLの視聴方法

 

CPBLが4月に開幕する知らせを知り、早速テレビ観戦を行う手段を模索し始めました。しかし、NPBが開幕すれば優先順位はCPBLよりもNPBになりそうですし、、入門編として気軽にCPBLを見る事ができないか、お手軽な視聴方法を模索しました。

その結果、全試合とはいきませんがある程度の試合は無料で視聴可能であることがわかりました!

 

なお、「CPBLTV」という動画配信サービスに登録すれば、1099台湾ドル(日本円で3900円程度)で台湾シリーズを含めて全試合視聴可能なようです。CPBLTVのサイトを確認すると、日本語の案内ページもありました。(CPBLTVにつきましては私は入会・視聴を行っていません。ご利用の際は自己責任でお願い致します。)

無料視聴でCPBLにハマったらCPBLTVの入会を検討してみてもいいかもしれません。

 

○無料視聴の方法

CPBLには2020年現在で、楽天モンキーズ(樂天桃猿)、中信ブラザーズ(中信兄弟)、富邦ガーディアンズ(富邦悍將)、統一ライオンズ統一獅)の4球団があります。(味全ドラゴンズが2軍のみ参入。来年から1軍参入予定)

 

 

この中で中信と富邦はネット上で無料視聴が可能、

楽天と統一はイレブンスポーツにて無料配信があれば視聴可能です。

 

中信と富邦はAmazonが運営するライブストリーミング配信サービス「Twitch」で視聴することができます。

 

Twitchを開いたら、

中信の主催試合を視聴する場合は「中信兄弟」

富邦の主催試合を視聴する場合は「momo_sports」

で下図のように検索し、以下の✔印がついた認証アカウントから試合中継を視聴することができます。

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また、楽天と統一の試合はイレブンスポーツにて配信されます。

試合によって無料会員でも視聴可能な試合と有料会員限定の試合があるので、無料配信の試合であれば視聴可能です!

 

○視聴の感想

試合の実況・解説は中国語か英語です。

言っている意味はあまりわかりませんが、試合の展開に合わせて盛り上がる実況や解説の声を聞いていると、このような国際情勢の中で、テレビの前とはいえ自国のプロ野球に盛り上がれる台湾の野球ファンと台湾人がうらやましく感じてきます。

また、使用している回線にもよるかとは思いますが、私が視聴してきた印象としては映像が途切れることは殆どありません。(昔加入していたダゾーンの方がよく止まってた)

試合は無観客で開催されていますが、ホームチームの攻撃の際は応援歌が流れ、チアガールがダンスをして盛り上げています。そのため、全くの静寂の中の試合ではなく、僅かながらも球場の盛り上がりも感じながら観戦することができています。

野球自体の印象としては超がつく程の投低打高である印象です。もともと知識としてはCPBLが投低打高であることは存じてましたが、実際に見てみると想像以上でした(笑)また、投手のレベルのみならず守備陣も少し粗いプレーが見られます。。一方で打者の飛ばす力は画面越しで見ていても圧巻です。

 

一方、現在困っている事としては選手の漢字の「読み方」がわからないことです。

王柏融が「オウハクユウ」ではなく「ワンボーロン」であるように、漢字の形はわかっても読み方が難しい選手が数多くいます。ただ、各球団が国際向けのTwitterアカウントを作成し情報発信をしてくれているため、英語表記の選手名などを読みながら選手の顔と漢字と読み方を地道に覚えているところです。。

 

このご時世、試合が見れるだけでも大変貴重なことです。

様々な工夫をこらしながら試合開催にこぎつけてくれた上に、できる限り野球のエンターテインメント性も発信しながら真剣勝負の野球を見せてくれる、そんなCPBLの関係者をはじめとする台湾の方々には感謝しかありません。

 

なお、私はAmazonのFireTVstickを繋いでテレビの大画面で視聴ができています。

CPBLを見始めてからかなり”野球ロス”が軽減されました。

 

②私の贔屓チーム

私は中信ブラザーズを応援しています。

とは言っても自分語りをしても仕方がないので、現在1軍の中信以外の3チームをざっくり解説した後になぜ中信兄弟を応援しているのか簡単に魅力をご紹介したいと思います。

※私自身はCPBLの観戦を始めて僅か1ヶ月にも満たない”にわかファン”です。よって以下の情報には誤った情報・認識が含まれている可能性もあります。

 

楽天モンキーズ

ファイターズファンの僕としては我らが王柏融の古巣。現在3連覇中とのことでNPBだとホークスみたいな扱いでしょうか。「暴力猿打線」と呼ばれるほどの超強力打線が魅力で台湾代表の常連「林泓育」、昨年のMVP「朱育賢」、稲葉さんが絶賛してた「林立」などが在籍してます。陽岱鋼の兄の「陽耀勲」(今は外野手)、元DeNA王溢正」も在籍(*^○^*)

 

富邦ガーディアンズ

選手の成績を見た限りでは守りのチーム。昨年までラミゴ(現・楽天モンキーズを3連覇に導いた「洪一中」監督が今季から就任しているようです。まだ数試合しか見ていませんが、2013のWBCから代表入りしている「林哲瑄」のセンターの守備はピカイチです。他には元巨人の「林イー豪」が在籍しセットアッパーを担っています。10代で巨人入りして2軍の守護神だった若者のイメージだったこともあり、現在の風貌はワイルドに感じました。

 

統一ライオンズ

昨年はダントツの最下位に沈んでしまっていて、若手の成長に期待したい発展途上のチームのようです。新米中信ファンとしては開幕戦で決勝タイムリーを打たれた「陳傑憲」が早速印象に残りました。この選手は日本の高校を出ている為NPBのドラフト資格も持っているそうです。個人的には2008年のアジアシリーズ決勝を見に行き、初めて観戦したCPBLのチームである為、思い出深いです。当時在籍していたブリトー選手の応援歌がクセになった(笑)

 

なぜ中信ブラザーズを応援しているか

上記3チームも魅力的でしたが、私が中信兄弟を応援している理由としては大きく分けて

①チーム名等の個人的なこだわり

②知っている選手が多かったから

の2つがあります。

まず①については、私はファイターズファンである為、「楽天」や「ライオンズ」はライバルとしての印象を持っています(笑)

これまでほとんど見てこなかったリーグでもあるため、簡単な理由ですが勝手なイメージで富邦か兄弟に絞りました。

 

そして②については、過去に台湾代表やNPB経験者としてプレーしていた選手が多く選手のイメージをしやすかったことが挙げられます。

NPB経験者としては元ファイターズのライブリー、元ホークスのミランダ、元阪神鄭凱文、元西武のCCリー。更に元巨人・西武の廖任磊が育成選手のようです。

台湾代表としては2013年のWBCで四番を打ち、田中将大からレフトオーバーの2ベースを打った林智勝、同じく田中将大から一時勝ち越しのタイムリーを打った周思斉と、2013年当時の台湾代表の主軸を担っていた2人に加えて、

瞬足の王威晨、万能選手の岳東華など私が昨年プレミア12を見に行って印象に残っていた選手が在籍していました。(ZOZOマリンの台湾vsメキシコを見に行きました)

さらに2軍監督は元阪神林威助、2軍投手コーチはヤンキースでエースだった王建民とスタッフも含めて非常に馴染み深かったです。

いまとなっては、他の主軸選手や期待の若手選手も覚えてきて、愛着も湧いてきました。

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長くなりましたが、今回は私が”野球ロス”を解消する為の手段として行っているCPBLの視聴方法と各球団の簡単な紹介をしました。私みたいに贔屓球団を決めるも良しですし、のんびりと中立な立場で見る事もまたいいでしょう。

この記事を通じて、少しでも多くの野球ファンがSTAY HOMEの時間を楽しむことができれば幸いです。そして、1日でもはやくNPBが開幕し、また球場に行くことができるようにがんばっていきましょう!