【野球観戦記】Feel It!

ファイターズを中心に、野球ファンとして感じた事を綴っていきます。観戦は関東の試合が中心。

NPBにおける第1回オールスターゲームを振り返る

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、プロ野球の開幕の7月以降へのずれ込みとオールスターゲームの中止の可能性が報じられています。

 

”中止”というあまり好ましくない形でオールスターゲームが取り上げられているわけですが、そもそもNPBオールスターゲームはどのような歴史を持っているのでしょうか。

 

調べてみると、日本プロ野球オールスターゲームは1951年以来69年の歴史があり、今年のオールスターは記念すべき70回目の開催となる予定でした。

 

そこで、今回は記念すべき第1回オールスターゲームとなる1951年のオールスターゲームについて簡単に振り返ってみたいと思います。

 

なお、当投稿にあたってはベースボールマガジン社による「プロ野球70年史」(以下、「資料」と記載)を中心にネット情報も用いて情報収集にあたりました。

 

 

1.1951年のプロ野球と第1回オールスター
2.ファン投票選出選手
3.試合結果
4.最後に

 

1.1951年のプロ野球と第1回オールスター

1951年のプロ野球は、2リーグ制開始2年目のシーズンであり、セリーグは巨人が、パリーグは南海が優勝し、日本シリーズは巨人が制したシーズンでした。

 

また、この年は開幕前にGHQによる指導の下でプロ野球機構とコミッショナー制度がつくられるなど、現在のNPBにも繋がる球界の組織構造が出来上がった年でもありました。

 

この年の各成績を見ていくと、セは水原監督率いる巨人が川上哲治(MVP,首位打者)、青田昇本塁打と打点の2冠)、松田清最優秀防御率,新人王)などなど、充実の戦力で2位の名古屋(現・中日)に18ゲーム差をつける圧倒的な大差で優勝。6月にはウォーリー与那嶺が加入して、セーフティーバントや猛烈なスライディングで球界に”革命”を起こしたと言われています。巨人以外には、2年目の金田正一国鉄)が自身初のノーノー達成、フォークの神様・杉下茂(名古屋)が最多勝などこの時代のスター選手の活躍も多々見られました。

 

パは南海(現・ソフトバンク)が山本一人選手兼任監督が選手としてMVPを受賞するなど兼任ながら大活躍をみせ、2位の西鉄(現・西武)に18.5ゲーム差をつけてこちらも圧倒的な差で優勝。一方で東急(現・日本ハム)の大下弘はチームが6位(当時は7球団制)に沈む中で打率と本塁打の2冠に輝きました。

ファイターズファンとしては、数年前に東映フライヤーズの復刻ユニフォームがありましたが、いつか東急フライヤーズの復刻もやってほしい(さすがに古すぎるか)

 

そして日本シリーズでは巨人が南海を4勝1敗で下し、日本一に輝きました。

このような1951年のプロ野球ですが、先述の通りに、日本プロ野球史上初めてオールスターが開かれた年でもあります。

従来の1リーグ時代の球界では、オールスターゲームのような扱いで東西対抗戦が行われていました。1950年に2リーグ制となったことによってオールスターゲームが開催されるかと思いきや、セとパの間でギクシャクしていたことがあり、2リーグ制2シーズン目の1951年にようやく開催されるようになったわけです。資料からは確認することができませんでしたが、恐らく、シーズン前にプロ野球機構とコミッショナーができたことによる影響が大きかったのではないでしょうか。

 

2.ファン投票選出選手

資料によると、記念すべき初のオールスターゲームの選出選手は以下の通りです。

セリーグ

投手 別所毅彦(巨人)

 1979年野球殿堂入り。1949年の「別所引き抜き事件」で巨人入り以来、エースとして君臨。翌1952年には33勝でMVP。

 

捕手 荒川昇治(松竹)

 前年に松竹ロビンスの「水爆打線」の8番捕手としてベストナインを獲得。リーグ優勝に貢献。盗塁数も多かった”走れる捕手”。

 

一塁手 川上哲治(巨人)

 言わずと知れた「打撃の神様」。1965年野球殿堂入り。この年は事情によりシーズンが途中打ち切りとなった為に97試合・424打席しか出場していないが、年間通じて僅か6三振のNPBシーズン記録を樹立。

 

二塁手 千葉茂(巨人)

 1980年野球殿堂入り。巨人第一次黄金時代の名セカンドであり、”猛牛”の異名を持った。引退後に近鉄の監督に就任するが、チーム名の「バファロー」は千葉監督の現役時代の相性から名付けられた。

 

三塁手 藤村富美男阪神

 ”物干し竿”と呼ばれた長いバットで活躍した初代ミスタータイガース。1974年野球殿堂入り。前年に首位打者を獲得し、この年も.320の高打率を記録。セリーグの最多得票獲得。

 

遊撃手 平井正明(巨人)

 前年まで在籍していた西日本が西鉄に吸収合併されたことに伴い巨人に移籍。(西日本を巡っては相当の混乱があったそう)当時としては珍しい”打てる遊撃手”としてこの年に.280を記録。

 

外野 青田昇(巨人)

 2009年野球殿堂入り。この年は本塁打と打点の二冠王に輝いた。巨人第一次黄金時代の主力の一人。

 

外野 小鶴誠(松竹)

 1980年野球殿堂入り。前年に”水爆打線”の主力としてNPB記録の161打点を記録し優勝に貢献。前年までのラビットボールが廃止され、この年は成績を少し落としたが97試合で24本塁打を記録。

 

外野 岩本義行(松竹)

 1981年野球殿堂入り。前年に史上初のトリプルスリーを達成して松竹の優勝に貢献した。この年も2年連続となる30本塁打超え。

 

 

パリーグ

投手 荒巻淳(毎日)

 1985年野球殿堂入り。前年に最多勝最優秀防御率・新人王の活躍で毎日オリオンズの日本一に貢献。しかし、この年のオールスター出場は無かったとのこと。

 

捕手 土井垣武(毎日)

 長年阪神を支えてきた名捕手。前年に毎日に移籍すると、移籍1年目に日本一に貢献した。パリーグの最多得票獲得。

 

一塁手 飯田徳治(南海)

 1981年野球殿堂入り。南海の主軸として打点王を獲得し、この年の優勝に大きく貢献した。打撃のみならず走攻守三拍子揃っており、この年は19盗塁、翌年から6年連続40盗塁以上を記録。

 

二塁手 山本一人(南海)

 1965年野球殿堂入り。選手兼任監督ながらこの年のMVPに輝くなど大活躍を見せた。監督としてプロ野球歴代通算最多勝を記録。

 

三塁手 中谷順次(阪急)

 前年に三塁手ベストナインを受賞。この年も打率.293をマークした。現役晩年には西鉄に移籍し、黄金時代に貢献。

 

遊撃手 木塚忠助(南海)

 この年には3年連続となる盗塁王を獲得した南海の”韋駄天”(翌年も盗塁王を獲得)。守備にも優れ、南海の内野陣は飯田らを含め”百万ドルの内野陣”と呼ばれた。

 

外野 大下弘(東急)

 1980年野球殿堂入り。戦後の球界を支えた国民的なスターで、この年は打率と本塁打の2冠王に輝いた。

セネターズ→フライヤーズと現役時代の背番号は3であり、ファイターズにとっての元祖・背番号3。このチームで最初に日本の国民的スターが背負った番号を、現在は台湾の国民的スターが背負ってると考えると胸が熱くなりました。

 

外野 別当薫(毎日)

 1988年野球殿堂入り。前年にセの岩本(松竹)と同じく球界初のトリプルスリーを達成。この年はラビットボール廃止の影響で成績は落とすも、打率3割を記録した。

 

外野 飯島滋弥大映

 この年も含めて3年連続でベストナイン受賞の名外野手。引退後は東映フライヤーズでコーチを務め、大杉勝男に「月に向かって打て」と指導したことで知られる。

 

3.試合結果

 

この年は第1戦を甲子園で、第2,3戦を後楽園で行いました。

現在のようなお祭りムードは無く、両リーグの威厳をかけた真剣勝負が繰り広げられたようです。

 

第1戦 1951年7月4日(水)

セ2-パ1

雨の中での試合だったとのこと。

NPB公式サイトによると入場者は48671人。試合時間は僅か1時間57分。

初回にセリーグが2番・千葉の二塁打、3番・岩本の内野安打でチャンスを作ると、5番・川上がパリーグ先発の江藤(南海)からタイムリーを放って1点先制。

6回には相手のエラー絡みで加点し、2-0としました。

セリーグは投げては別所ー金田ー杉下が3イニングずつ繋ぐ豪華すぎるリレー。7回に杉下がパリーグの5番・中谷にタイムリーを浴び1点差にされますが、守り切って2-1でセリーグが記念すべきオールスター第1戦に勝利しました。

勝利投手:別所(巨)

敗戦投手:江藤(南)

MVP:川上(巨)

 

第2戦 1951年7月7日(土)

パ2-セ4

セリーグが連勝。

入場者は39060人。試合時間は2時間10分。

2回にパリーグが7番・土井垣のタイムリーで先制。連投のセリーグ先発・別所を捕えます。

さらに4回にはセの二番手・中尾(巨)から6番・飯島のタイムリーで加点し、試合の主導権を握ります。

 

しかし、7回にセリーグ打線がパリーグ三番手の米川(東急)を捕えます。

川上・藤村の連打でチャンスを作ると、代打・野口明(名古屋)が2点タイムリスリーベースで同点。さらに続く投手・金田正一の打順で”初代ミスタードラゴンズ”西澤(名古屋)が代打で登場し、ツーランホームランを放って一気に逆転に成功します。このホームランがオールスター史上初本塁打となりました。

なお、このホームランにあたっては、金田続投を考えて代打を出すことを渋った天知監督(名古屋)以下首脳陣に対して、”猛牛”千葉が「勝つ気があるなら代打を出せ」と怒鳴り散らして西澤を代打させた逸話があります。(資料より)

当時のオールスターの真剣勝負ぶりを象徴するエピソードの一つと言えるでしょう。

その後のセリーグのマウンドには杉下が立ち、パリーグ打線を抑えて勝利投手となりました。

両チーム合わせて、別所・金田・杉下・林(大映)の4名が連投をしています。

 

勝利投手:杉下(名)

敗戦投手:米川(東)

MVP:野口(名) 

 

第3戦 1951年7月8日(日)

セ3-パ4

入場者は40378人。試合時間は僅か1時間51分。

初回はセリーグが前日までの勢いそのままにパリーグ先発の佐藤(大毎)を捉えて2点を先制。

しかし、2回にパリーグの7番・飯島がセの先発・藤村隆男阪神所属。藤村富美男実弟)からホームランを放ち1点差に。5回表には中谷が三富(名古屋)から一発を放って同点に追いつきます。

ところが直後の5回裏にセリーグ先頭の千葉が野村武史(毎日)からホームランを放って再度勝ち越し。しかし直後の6回表にはパの先頭・木塚が三塁打でチャンスメイクすると野選の間に再び追いつきます。

 

そして8回表にパの3番打者・飯田がセリーグ四番手の藤本(巨)から本塁打を打ち、ついに逆転。7回途中からマウンドに上がっていた林義一大映)が9回まで無失点に抑えて勝利投手となりました。

 

勝利投手:林義(大)

敗戦投手:藤本(巨)

 MVP:林義(大)

 

3試合通じてのMVP表彰:杉下(名)

 

 4.最後に

  第1回オールスターゲームを振り返って参りましたが、どの試合も接戦でスコアを振り返るだけでも非常に見応えがありました。観客動員も、3試合いずれも大盛況であり、当時の野球ファンにとって待望であったリーグ間の勝負の注目度の高さが伺えます。

 69年も前に繰り広げられた熱戦。当時プレーした選手達は、オールスターゲームが70回目を迎えるほどに続けられると想像できたのでしょうか。

 もし今年のオールスターゲームが中止となった場合、この第1回オールスターゲーム以来、初めての開催中止となります。一方で、昨年までの69年間にわたって一度も途切れることなく毎年開催されたことに驚かされます。

 今年のプロ野球がどのような形になるかわかりませんが、今年であれど、来年であれど、次のオールスターゲームが次の70年に繋がるような熱気ある試合になることを期待したいです。

 また、終戦直後の状況と現在の状況を比較することは適切ではないとは思いますが、野球がこれほどの期間にわたって中止されることは戦時中以来のことです。第1回のオールスターゲーム出場選手の中には、戦後の球界を盛り上げ、娯楽に飢えた国民の心を掴み、国民的なスターとなった選手が数多く見られました。

 現代の、野球に飢えたファンの心を掴むスターの登場を待ちわびながら、プロ野球の再開を楽しみにしたいと思います。

自宅筋トレも捗る? 野球関連の楽曲で、運動中のBGM個人的5選

突然ですが、私は筋トレやランニングを趣味としている野球ファンです。

 

コロナによる自粛が続き、自宅での時間が続く中、暇な時間に自宅でトレーニングを行おうと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、今回は私がトレーニング中にいつも聞いている野球関連の楽曲のうち、個人的にオススメしたい楽曲を紹介していきたいと思います。

 

私がオススメしたい楽曲は以下の5曲です。

①Sandstorm(Darude)

②Animals(Martin Garrix)

③So What(P!nk

④Power(Hardwell & KSHMR )

吉田正尚選手応援歌

 

①Sandstorm(Darude)

上原浩治金本知憲が現役時代に登場曲として使用していた曲。

この曲を聞くと2013年にレッドソックスをワールドチャンピオンへ導いた上原さんの活躍を思い出します。

特にALCSgame6の上原の登場シーンのフェンウェイパークの盛り上がりは、これまで見てきた野球の名シーンの中でも屈指のカッコよさです。ボストンのファンが上原に絶対的な信頼を寄せながらマウンドへ送り出す光景には何度見ても鳥肌が立ちます。

爽快感とカッコよさは運動に非常にマッチしていて、僕にとってもトレーニングの定番の曲です。


レッドソックス上原浩二 入場シーンがかっこよすぎる件


Darude - Sandstorm

 

②Animals(Martin Garrix)

こちらは、西武のメヒア選手の応援歌の原曲とされている曲です。

この曲を聞きながらダンベルを上げたりすると、徐々にアップテンポになる曲調に合わせてテンションも上がっていきます(笑)

ちなみに、今年の2月にファイターズの春季キャンプを見に行った際は、練習時のBGMとして流れていました。ファイターズのキャンプでかかるメヒア応援歌の原曲という状況はシュールにも感じましたが、カッコいい曲なので練習の風景にもマッチしていました(笑)


🇻🇪埼玉西武 メヒア選手 応援歌


Martin Garrix - Animals (Official Video)

 

③So What(P!nk

こちらは我らがファイターズの田中賢介さんが現役最終年に登場曲として使用していた曲。

この曲はランニングに本当にピッタリです。テンションが上がりすぎて、走るテンポが速くなり疲れてしまいますが(笑)

賢介さんは、この曲以外にも現役時代に使用していた登場曲がカッコよかったイメージがあります。


P!nk - So What (Official Music Video)

 

④Power(Hardwell & KSHMR )

こちらはオリックス吉田正尚選手の登場曲。

個人的な話ですが、僕は吉田正尚が大好きなのでこの曲は外せません(笑)

正尚みたいなマッチョになりたいと思いながら筋トレに励んでいるところです(笑)

曲としては「power」そのまんま。筋トレにピッタリです。


Hardwell & KSHMR - Power (Official Lyric Video)

 

吉田正尚選手応援歌

最後に応援歌そのものを。

僕が思うに球界史上最高の個人応援歌だと思うのですが、いかがでしょうか。。

曲調、歌詞、どれをとっても最高です。筋トレがほんとに捗ります(笑)

昨年のプレミア12で初めて球場で歌った時はアガりすぎて声が枯れました(笑)

 

筋トレ中はYouTubeに上がっている大阪紅牛會がバンドアレンジしたものをいつも聞いています。

応援歌自体もカッコいいけど大阪紅牛會かっけえ。。。

 

最後に

曲の紹介は以上となりますが、やはりトレーニング中のBGMということでどれもアップテンポな曲になりました。

自宅での時間が続き、運動不足になっている野球ファンの方が何かを始めるきっかけとなれば嬉しいです。

 

それにしても大阪紅牛會作曲の曲は最高ですね。。

いつか関東でもLIVEしてほしい。。

STAY HOME中で退屈な野球ファンは台湾プロ野球を見よう!

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さて、、、プロ野球ファンの皆さんはシーズン開幕の見通しが立たない現状にストレスを感じているのでは無いでしょうか。。

思い返せば、我々野球ファンは昨年11月17日のプレミア12決勝以来、実に半年程度もの間、真剣勝負のプロ野球を見れていません。

アジアウインターリーグやキャンプ・オープン戦こそありましたが、やっぱり対戦球団同士が優勝を目指しぶつかり合う、勝ちに拘った真剣勝負の独特の緊張感と興奮が恋しいものです。

 

しかし、日本のお隣、台湾のプロ野球(以下、CPBLと表記)は、4月12日に今年の野球界の中で世界最速の開幕を迎えました。

私も2013年のWBC以来台湾野球に対して興味を持っていたこともあり、この世界最速開幕を機にCPBLの観戦を始めてみることにしました。

そして開幕から今日まで半月間程度テレビ視聴を続け、CPBLの魅力に惹かれつつあります!

少なくとも、NPB開幕の見通しが立たない中での”野球ロス”の解消としてはもってこいです。

そこで以下では、私はどのようにしてCPBLを視聴しているか、どのチームを応援しているかをご紹介していきます。

※既述の通り、私はCPBLを見始めて半月程度のいわゆる"にわかファン"です。コロナ自粛で野球に飢えたファンに野球を見る事ができる場を紹介する目的でこの記事を執筆しましたが、誤った情報等がある場合も考えられます。また、ブログを始めて初めての本格的な記事です。温かい目で見守っていただけますと幸いです。

 

CPBLの視聴方法

 

CPBLが4月に開幕する知らせを知り、早速テレビ観戦を行う手段を模索し始めました。しかし、NPBが開幕すれば優先順位はCPBLよりもNPBになりそうですし、、入門編として気軽にCPBLを見る事ができないか、お手軽な視聴方法を模索しました。

その結果、全試合とはいきませんがある程度の試合は無料で視聴可能であることがわかりました!

 

なお、「CPBLTV」という動画配信サービスに登録すれば、1099台湾ドル(日本円で3900円程度)で台湾シリーズを含めて全試合視聴可能なようです。CPBLTVのサイトを確認すると、日本語の案内ページもありました。(CPBLTVにつきましては私は入会・視聴を行っていません。ご利用の際は自己責任でお願い致します。)

無料視聴でCPBLにハマったらCPBLTVの入会を検討してみてもいいかもしれません。

 

○無料視聴の方法

CPBLには2020年現在で、楽天モンキーズ(樂天桃猿)、中信ブラザーズ(中信兄弟)、富邦ガーディアンズ(富邦悍將)、統一ライオンズ統一獅)の4球団があります。(味全ドラゴンズが2軍のみ参入。来年から1軍参入予定)

 

 

この中で中信と富邦はネット上で無料視聴が可能、

楽天と統一はイレブンスポーツにて無料配信があれば視聴可能です。

 

中信と富邦はAmazonが運営するライブストリーミング配信サービス「Twitch」で視聴することができます。

 

Twitchを開いたら、

中信の主催試合を視聴する場合は「中信兄弟」

富邦の主催試合を視聴する場合は「momo_sports」

で下図のように検索し、以下の✔印がついた認証アカウントから試合中継を視聴することができます。

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また、楽天と統一の試合はイレブンスポーツにて配信されます。

試合によって無料会員でも視聴可能な試合と有料会員限定の試合があるので、無料配信の試合であれば視聴可能です!

 

○視聴の感想

試合の実況・解説は中国語か英語です。

言っている意味はあまりわかりませんが、試合の展開に合わせて盛り上がる実況や解説の声を聞いていると、このような国際情勢の中で、テレビの前とはいえ自国のプロ野球に盛り上がれる台湾の野球ファンと台湾人がうらやましく感じてきます。

また、使用している回線にもよるかとは思いますが、私が視聴してきた印象としては映像が途切れることは殆どありません。(昔加入していたダゾーンの方がよく止まってた)

試合は無観客で開催されていますが、ホームチームの攻撃の際は応援歌が流れ、チアガールがダンスをして盛り上げています。そのため、全くの静寂の中の試合ではなく、僅かながらも球場の盛り上がりも感じながら観戦することができています。

野球自体の印象としては超がつく程の投低打高である印象です。もともと知識としてはCPBLが投低打高であることは存じてましたが、実際に見てみると想像以上でした(笑)また、投手のレベルのみならず守備陣も少し粗いプレーが見られます。。一方で打者の飛ばす力は画面越しで見ていても圧巻です。

 

一方、現在困っている事としては選手の漢字の「読み方」がわからないことです。

王柏融が「オウハクユウ」ではなく「ワンボーロン」であるように、漢字の形はわかっても読み方が難しい選手が数多くいます。ただ、各球団が国際向けのTwitterアカウントを作成し情報発信をしてくれているため、英語表記の選手名などを読みながら選手の顔と漢字と読み方を地道に覚えているところです。。

 

このご時世、試合が見れるだけでも大変貴重なことです。

様々な工夫をこらしながら試合開催にこぎつけてくれた上に、できる限り野球のエンターテインメント性も発信しながら真剣勝負の野球を見せてくれる、そんなCPBLの関係者をはじめとする台湾の方々には感謝しかありません。

 

なお、私はAmazonのFireTVstickを繋いでテレビの大画面で視聴ができています。

CPBLを見始めてからかなり”野球ロス”が軽減されました。

 

②私の贔屓チーム

私は中信ブラザーズを応援しています。

とは言っても自分語りをしても仕方がないので、現在1軍の中信以外の3チームをざっくり解説した後になぜ中信兄弟を応援しているのか簡単に魅力をご紹介したいと思います。

※私自身はCPBLの観戦を始めて僅か1ヶ月にも満たない”にわかファン”です。よって以下の情報には誤った情報・認識が含まれている可能性もあります。

 

楽天モンキーズ

ファイターズファンの僕としては我らが王柏融の古巣。現在3連覇中とのことでNPBだとホークスみたいな扱いでしょうか。「暴力猿打線」と呼ばれるほどの超強力打線が魅力で台湾代表の常連「林泓育」、昨年のMVP「朱育賢」、稲葉さんが絶賛してた「林立」などが在籍してます。陽岱鋼の兄の「陽耀勲」(今は外野手)、元DeNA王溢正」も在籍(*^○^*)

 

富邦ガーディアンズ

選手の成績を見た限りでは守りのチーム。昨年までラミゴ(現・楽天モンキーズを3連覇に導いた「洪一中」監督が今季から就任しているようです。まだ数試合しか見ていませんが、2013のWBCから代表入りしている「林哲瑄」のセンターの守備はピカイチです。他には元巨人の「林イー豪」が在籍しセットアッパーを担っています。10代で巨人入りして2軍の守護神だった若者のイメージだったこともあり、現在の風貌はワイルドに感じました。

 

統一ライオンズ

昨年はダントツの最下位に沈んでしまっていて、若手の成長に期待したい発展途上のチームのようです。新米中信ファンとしては開幕戦で決勝タイムリーを打たれた「陳傑憲」が早速印象に残りました。この選手は日本の高校を出ている為NPBのドラフト資格も持っているそうです。個人的には2008年のアジアシリーズ決勝を見に行き、初めて観戦したCPBLのチームである為、思い出深いです。当時在籍していたブリトー選手の応援歌がクセになった(笑)

 

なぜ中信ブラザーズを応援しているか

上記3チームも魅力的でしたが、私が中信兄弟を応援している理由としては大きく分けて

①チーム名等の個人的なこだわり

②知っている選手が多かったから

の2つがあります。

まず①については、私はファイターズファンである為、「楽天」や「ライオンズ」はライバルとしての印象を持っています(笑)

これまでほとんど見てこなかったリーグでもあるため、簡単な理由ですが勝手なイメージで富邦か兄弟に絞りました。

 

そして②については、過去に台湾代表やNPB経験者としてプレーしていた選手が多く選手のイメージをしやすかったことが挙げられます。

NPB経験者としては元ファイターズのライブリー、元ホークスのミランダ、元阪神鄭凱文、元西武のCCリー。更に元巨人・西武の廖任磊が育成選手のようです。

台湾代表としては2013年のWBCで四番を打ち、田中将大からレフトオーバーの2ベースを打った林智勝、同じく田中将大から一時勝ち越しのタイムリーを打った周思斉と、2013年当時の台湾代表の主軸を担っていた2人に加えて、

瞬足の王威晨、万能選手の岳東華など私が昨年プレミア12を見に行って印象に残っていた選手が在籍していました。(ZOZOマリンの台湾vsメキシコを見に行きました)

さらに2軍監督は元阪神林威助、2軍投手コーチはヤンキースでエースだった王建民とスタッフも含めて非常に馴染み深かったです。

いまとなっては、他の主軸選手や期待の若手選手も覚えてきて、愛着も湧いてきました。

ウェブ検索結果

長くなりましたが、今回は私が”野球ロス”を解消する為の手段として行っているCPBLの視聴方法と各球団の簡単な紹介をしました。私みたいに贔屓球団を決めるも良しですし、のんびりと中立な立場で見る事もまたいいでしょう。

この記事を通じて、少しでも多くの野球ファンがSTAY HOMEの時間を楽しむことができれば幸いです。そして、1日でもはやくNPBが開幕し、また球場に行くことができるようにがんばっていきましょう!

 

 

初投稿

はじめまして!

 

この度、ブログを開設致しましたトニーと申します。

 

コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅で過ごす時間が増える中で、

何か新しい事をはじめてみようと思い、

趣味である野球観戦についてブログをはじめてみることにしました。

 

初投稿ということで、簡単に自己紹介と当ブログのテーマについて簡単に綴ります。

 

 

自己紹介

氏名:トニー

 

贔屓球団:ファイターズ

 

贔屓選手:吉川光夫投手、平沼翔太選手、金子誠コーチ

 

当ブログのテーマ

当ブログでは、私自身が野球ファンとして過ごすなかで日々感じた事を気ままに綴っていこうと考えています。

贔屓球団がファイターズである為、ファイターズについての話が中心になるかとは思いますが、野球界全般について、国内外問わず自分の興味のままに取り上げていきたいです。

アンチ球団は特に無いので、野球ファン皆さんが楽しめる記事を書いていきたいです。

 

 

正直なところ、コロナウイルス感染拡大に伴って勢いではじめたブログです。

日の目を浴びることがあるかもわかりませんし、マイペースですすめていこうと考えています。

 

この度、当投稿をご覧いただいた方々、誠にありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します!